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BEFORE→AFTER STYLING OF THE ATHLETE Vol.2

2018年10月29日
Before→After Styling Of the Athlete Vol.2

東京五輪まであと2年。一瞬の結果のために鍛錬し、努力を重ねるアスリートから元気や勇気を貰います。新企画、アスリートをファッションからサポート、応援する企画、Before→After Styling。第一回目の今回は引き続き、生まれつき耳が聞こえない「両側感音性難聴」という障がいがあるデフリンピックアスリートの岡部祐介氏。Vol.2は岡部選手の競技生活についてお聞きしました。

2016年 「スタラザゴラ世界ろう陸上選手権」4×400mリレーにて、日本史上初の銀メダル獲得し、「全国障害者スポーツ大会」200m部門にて2013-2018年まで6年連続で優勝をし続け、日本のデフリンピックアスリートを牽引する存在でもあります。


岡部祐介(おかべゆうすけ)
デフリンピックアスリート  ライフネット生命  身長186cm、秋田県出身。自己ベスト記録 400m/50秒39
*デフリンピック:聴覚障がい者のオリンピックに該当する、4年に1回の世界大会。デフ(Deaf)とは、耳の不自由なという意味

Yusuke Okabe

Past and Future

〜「休むこと」も練習〜

Before→After Styling

 中学校時代に偶然出会った陸上競技。厳しい練習に耐え、初めての大会で優勝したことをきっかけに少年はいつしかデフリンピックでのメダルを目指すようになった。メダルを取ろうと目標に向かってモチベーションをキープし続けるのは大変なこと。

── 陸上競技の1番楽しい瞬間と逆に苦しい時とは?

 一番楽しい・嬉しい瞬間は、今年の5月に出場したデフ日本選手権(日本聴覚障害者陸上競技選手権大会)で自己ベストを更新したときでしょうか。ライフネット生命の同僚も応援に来てくれていたので、いいところを見せられて嬉しかったですね。苦しかったのは、この4年間なかなか記録が伸びず、2017年のデフリンピックでも結果が出せなかったことです。

── 今まで競技をやめたいと思ったことはございますか?

 競技をやめたいと思ったこと…中学時代には、メニューがきつくてやめたいと何度も思いました。でも、大会で新記録を出した嬉しさをまた感じたくて、苦しい練習を続ける、すると記録がさらに伸びてもっと楽しくなり、次の目標を目指している…気が付くとそんな自分がいました。

もちろん好調、不調の波はあります。以前は不調な時も無理矢理練習していたこともあったのですが今は不調なときはしっかり休んで、回復してから練習するようにしています。休むことも「練習」だと思っています。

休みを取ってマッサージなどのメンテナンスに行ったり、カフェで友人とまったりしたり。とはいえ、次の日に疲れを残さないように、遠出はせずにできるだけ近場でリラックスするようにしています。休みを定期的に取るようになったことで、今季は自己ベストを更新できたのかもしれません。

Before→After Styling

── 心に決めた道を走りぬく決意

実は30歳で引退しようと思っていました。ただ、デフリンピックで目指していたメダルに手が届かず、しばらく陸上から離れて2か月後ぐらいでしょうか…。このまま引退したら後悔してしまうと思いましたし、リベンジしたいという気持ちが強くなりましたので、競技を続けようと決意しました。

── また目標に向かってひたむきに取り組む道を選んだ岡部氏。今、目指している目標とは…。

2019年のアジア大会、2020年の世界選手権があります。いずれもデフ(聴覚障碍者)の大会です。そこで個人種目(400m)決勝進出、リレー、メダル獲得を目標にしています。また3年後のデフリンピックでは、同じく個人種目で代表になり、決勝進出してメダル争いができるレースをしたいなと思っています2017年のリベンジでリレーでもメダルを獲得したいです。


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After Style #1

── Question

仕事で講演会に呼ばれてみなさんの前で話をする機会があるのですが、その時用のネクタイをぜひ教えて欲しいです。僕の講演は陸上の内容であることが多いので、ストレッチの仕方を教えてください、と言われたりすることもあるので カジュアルなタイプのものが自分では合う気がするのですが?

── Answer

講演会というたくさんの人の前に出るシーンを想定して、チェック柄のタイを合わせて柔らかな印象と華やかな雰囲気に仕上がるスタイリングをしました。ネイビーのダブルのジャケットは一見、難しそうに見えますが、アスリートらしい清潔感もプラスされ、タイと同テイストのチーフを胸元に添えれば特別感も増します。

── Impressions

ダブルのジャケットを着たのも、チェックのタイにパンツを着たのも初めてでした。講演会は学生に陸上を教えることもあるので、ジャージを着ていることが多かったのですが(笑)ジャケットとパンツを着ると気合いが入りますし、いいですね!チェックのネクタイでも渋めの色で合わせやすいと思いました。シャツも普段自分では選ばないカラーで、とても参考になるスタイリングでした。

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次回Vol.3も岡部選手のネクタイのお悩みを解決します。


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